[原発]放射性物質について家族に説明したい

続き

おさらい
・原子の構成は変わりうる
・変わるときに放射線がでる
・場所は原爆・原子炉に限らないし自然界でも起きる。放射性物質はいつも作られてるし減ったりしている
・一般に不安定な同位体の影響は生活に支障をあたえるほどではない。


原子の変わる(壊れる)ことで出る線が放射線

3種類
α線…ヘリウムイオンのこと(陽子2個中性子2個電子0な奴)
β線…電子のこと。(速いらしい)
γ線…電磁波(電波とか光とかX線とか)のこと。

ヘリウムも電子も電磁波もそれ自体は身近なものだとおもう。エネルギーは高いから多いと危ないが。

余談:希ガスであるヘリウムから電子を両方とも手放させるエネルギーなんて高いに決まってるしそんなもんに触れたらたくさんの原子から構成される人体の組織になにかのダメージは確実にある。
あと透過力はα<β<γでαのほうが閉じ込めやすいとか教科書でならうけど、逆転にいえば必ずガチンコでぶつかってくれるということ。(スルーできない)

それと反応は一段階だけじゃないし中間生成物もあるケースもあるから「この同位体からはαだけ出る」とは限らない。つまり何事も一概には言えない。


■ で原発事故で撒き散らされた放射性物質は何がどうしようもないのか

・一ヵ所(原子炉)にふうじこめられていたものが大気に拡散されたら回収しようがない。

毒の小麦粉を飛行機で山に撒くのと、畑にドサッと置かれたのとではどちらが回収しやすいか。

仮に集めたとしてそれを無害化(安定な原子になる)するには、放射線をだすのを待つしかない。きれいに狙い撃ちで核反応起こさせるのは無理

・原子炉から出た放射性同位体はヨウ素、セシウム、ストロンチウムだけではない
代表的な原子以外にもあるしそれぞれにも同位体がある。(量と影響の大小は別にして)
関東東北の自治体や国が毎日測定して公表してるのが、線量だったり特定の原子だけなのは、全部の類・量を調べるのはすごく手間が掛かるだろうし経済的に見合わないんじゃないかな。
効率よく調べろと言われたらやはり自分も線量が高いかどうかで目星を付けて、高いところの、人体に影響たかそうなやつから成分を測る。

ヨウ素のはチェルノブイリで有名だったね

つづく

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