諸君私は・・・が好きだ の元ネタ
ヘルシング(平野耕太)4巻で少佐がぶちあげた大演説の元ネタ 結構前のファミ通のレビュー記事 どっかにスキャン画像があった気がするがもう消えていることだろう。 12-13 『ゼルダの伝説時のオカリナ』について正面から書くことはとても難しい。たとえば何について書くだろう。どの感動を記すだろう。システムだろうか。演出だろうか。宮本さんの発言を引用しようか。個人的なエピソードを挙げようか。ゲーム史における役割について分析しようか。絶妙謎解きからゲーム本来の楽しさについて言及しようか。画期的なインターフェイスについて、あるいはユニークなキャラクターについて、もしくはゲームとぴったり寄り添いその世界を豊かに潤わせる音楽について。言葉はあふれだすが本流を持たない。限られたなかで魅力を述べるなら、”筆舌に尽くしがたい”とでもいうしかない。『ゼルダ』について書くということはとても難しい。 だが、強い思いは体裁を顧みず滲み出てくる。日々遠のきつつある『ゼルダ』からの距離、数字のみで語られる『ゼルダ』への評価、斜に構えた『ゼルダ』評に反して盛り上がる『ゼルダ』談義。だから僕は『ゼルダ』について書こうと思う。忘れないうちに、矢も盾もたまらず筆舌を尽くそうと思う。たぶんここからには、僕が『ゼルダ』を好きだということ以外何も書かれていないし、ある意味批評的な側面すらない。つまりこれは、真夜中に書かれた手紙のようなものでしかないのだけれど、僕はそれを投函しようと思う。おそらく、僕はそれを後悔しないと感じるのだ。 たとえば僕はハイラル平原が好きだ。どんよりとしたコキリの村から「ヴァン!」というテーマとともに初めて平原に飛び出したときの鮮やかな黄緑色が好きだ。草を刈るのが好きだ。ことにハイリア湖あたりの草むらの中央に歩いていって回転切りで一気に刈るのが好きだ。壺を割るのも好きだ。どちらかというと斬るより壁に投げて割るのが好きだ。スタルチュラのカサカサいう音が好きだ。ニワトリを持って滑空するのが好きだ。ハートのかけらが4つそろう瞬間が好きだ。ダンジョンで宝箱を開けるとき「どうかマップでありますように」と祈る一瞬が好きだ。森の神殿が好きだ。ことにあの廊下は実際に見た瞬間鳥肌が立ったぐらい好きだ。燃えながら飛んでくるコウモリは嫌いだが撃ち落すのは好きだ。光のプレリュードが好きだ。炎のボレロも覚えやす...